自然と融合したのぼり
17歳の時の夏頃の事だったと思いますが、兄弟が急に車でドライブに行かないかと誘ってくれたことがあり、高校生でもありながら塾もアルバイトもしていなかった私は暇だったので、一緒にドライブに連れていってもらったわけですが、しばらくすると川や山が広がっているところに着き、何処かでご飯を食べる事にしたわけですが、2人とも初めてのところだったので、何店舗かみて廻っていると、明らかに老舗と思われる蕎麦屋に目がとまり、中に入る事にしたのですが、お店の入り口には見るからに新しいのぼりが掲げられており、建物は築100年くらい立っていそうな歴史を感じるような造りでありながら、何処か上品な雰囲気を醸し出していました。
店内に入りおばちゃんに、ざるそばを注文して間もなくして出てきた蕎麦をみると、色鮮やかな蕎麦が数種類出ていきまして、見た目から美味しそうで目でも楽しませてくれます。
見た目もさることながら、味の文句も付けようがないくらいに美味しくいただき、満足して店内を出てみると、来た時とは違う風景となっており、入口にあったのぼりは山を背景にしてとても綺麗に見え、さらには川の流れる音が更に演出していました。
このように、のぼりと言えばと聞かれるならば、両国国技館の次に思い浮かぶのが、必ずと言ってよいほど、蕎麦屋でみた自然と融合したのぼりを思いだしますし、美味しかったあの蕎麦をもう一度食べたいと思わせるほど印象的で綺麗なのぼりでした。